ファイナンシャル・プランナーの資格試験に挑戦

ファイナンシャル・プランナーの国家資格に挑戦した記録です

住宅ローンの本を読んでみました

宅建業にとってもファイナンシャルプランナーにとっても、住宅ローンというのは重要な事なので勉強してみる事にしました。

最初に読んだのは住宅ローン 借り方・返し方 得なのはどっち? 平井 美穂 です。
・大手銀行では年収の8倍が借入可能額の目安としてますが、5倍程度にとどめるのが理想
・住宅の購入にはロ-ン返済以外に固定資産税・都市計画税・修繕維持費がかかりマンション購入には管理費・修繕積立金・駐車場代・共益費がかかる。
・一般的に無理のない返済負担率は20~25%までと言われているけど20%以内が理想
・定年退職時のローン残高を確認し退職金で返せるか、返済後の老後の生活は大丈夫かシミュレーションが必要
・退職金が期待できない場合は定年までに完済
・どうせいつか買うなら貯まるのを待つより早めに買って早めに返済を終えるほうが得策
・住宅ローンでは自己資本比率は審査の可否と金利に影響がある。購入時の自己資金は大切。
・有利な金利を得るには自己資金は10%以上、せめて100万円は用意。
・諸費用も住宅ローンで借りると借換えができなくなる事あり
・諸費用を別に借りると金利は高いが、住宅ロ-ンと別にして繰り上げ返済で早めに返すのが無難
・住宅ローン控除は50㎡以上(マンションは内法面積でパンフレットの面積とは違う)
・中古住宅は担保価値が低い(木造10年で担保価値ゼロの場合もあり)
・新築戸建より新築マンションのほうが担保価値は高め
・住宅の諸費用(申込証拠金、契約手付金、収入印紙代、仲介手数料、登録費用、不動産取得税、固定資産税、都市計画税、管理費、修繕積立金、融資事務手数料、融資金利選択手数料、融資保証金、融資団体信用生命保険料、火災保険料、地震保険料、登記費用、抵当権設定登記、つなぎ融資諸費用、適合証明書取得費用)
・諸費用は新築マンションは4%程度、中古マンションは7~10%、戸建(建売)4%、戸建(新築)10%
・マンションの修繕積立金は5年ごとに見直され高くなる。5倍になる場合もある。
・木造戸建で30年でかかる維持費は約690万円。
・借地での住宅ローンは借換えが難しい。
・住宅ローン申し込みの際には当初借入時の金利だけでなく店頭金利、最終返済日までの金利優遇も確認。
・現在は金利が安いので固定金利がお得
・金利は固定金利の方が先に上がるので、金利が上がってから固定金利に借り換えるのでは遅い。
・一括返済が可能な人や、10年程度で転売予定の人は変動金利が有利な場合も多い。
・住宅ローンは団体信用生命保険に入っているので、名義人が死亡したら借入金はゼロになる。
・インターネット銀行は借入金利が安いが手続きに時間がかかる。
・変動金利は5年に1回金利が見直される。多くの銀行では直前の返済額(金利ではない)より125%までしか増額できないルール採用。
・金利固定期間終了後の金利優遇も大切。
・フラット35は審査がゆるい
・住宅ローンは各社比較して決めるのが好ましい。まずは不動産屋の提携ローンの金融会社で事前審査を受け、融資してもらえる金融会社を確保し、そのうえで自分で金融機関での条件を比べるのがベスト。
・不動産屋の住宅ローンは融資基準が緩和されているので審査は通りやすいが斡旋手数料が含まれる場合もある。
・一般的な銀行の住宅ローンでは保証会社との保証委託契約が必須。保証委託契約が不要な金融機関は事務手数料が同程度かかる。
・保証委託契約は途中で完済すれば、一部が戻ってくるが事務手数料は戻らない。
・住宅ローンの特定疾病保障特約は癌、脳血管、心疾患が対処だが脳血管、心疾患でもらえる対象はハードルが高いので非現実的
・火災保険は住宅ローンも金融会社で申し込むと団体割引で安くなる場合が多いがパッケージ型なのでカスタマイズはできない。
・夫婦で住宅ローンで借入する場合はペアローンも可能ですが、夫が死亡しても妻の部分のローンは残る。
・夫婦で協力して住宅ローンを借りるが、債務者は夫だけにする「単独借入の収入合算」もある。その場合はローン控除も夫だけ。フラット35は夫婦ともにローン控除可能。
・フラット35では夫婦で団体信用生命保険(夫婦連生団信 通称デュエット)はどちらか一方が死亡・高度障害でも借入金がゼロ。でも保険料は1.56倍。
・親子リレー返済は所有権を親1人にすると贈与税がかかる可能性あり。
・フラット35の親子リレー返済では団体信用生命保険は1人だけが加入で死亡時には借入金ゼロ。80歳完済まで設定可能。
・都市銀行の親子リレー返済では親だけが団体信用生命保険に加入は不可。
・住宅ローンはメインバンクの場合、預貯金残高が多いと有利。住宅ローンがメインバンクだと振込料無料などの特典がある場合もあり。
・クレジットカードの過去の実績(残高不足で引き落としがされず延滞した等)は住宅ローンの審査に影響。
・カードのキャッシングは実際に借りている金額では無く借入限度額が借入額と計算して審査する場合が多い。
・スマートフォンの分割払いも借金として計算される。
・住宅ローンの借換えについて、クレジットカード、税金などの返済日の遅れなどあると審査は通らない。
・パート従業員、個人事業者、アルバイトは住宅ローンの審査が通りにくく、フラット35なら通りやすい。フラット35は前年の年収で審査。フラット35は決算書の提出も不要。
・都市銀行などでは契約社員・派遣社員は3年以上の勤務が審査の基準。
・住宅ローンの返済は返済総額を少しでも減らしたい場合は、元利均等返済を選び、早めに繰り上げ返済がお奨め。
・繰上げ返済で無理をすると、資金繰りに困り、金利の高い借金をしなければいけなくなる事もあるので、貯蓄も余裕をもってしておく必要がある。
・住宅ローンは1%前後だが教育ローンは4%程度で、住宅ローンの金利は低いので無理に繰り上げ返済をしない。住宅ローンは団体信用生命保険で死亡時ゼロになることも考慮。
・繰り上げ返済や借換えは手数料がかかる。繰上げ手数料は金融機関によって違い、無料のネットバンクもある。
・繰り上げ返済は借入れ当初に行った方ほうが効果は大きい。
・借換え(借換えとは、金利の高い時期に借りた住宅ローンを全部返済して、他の金融機関の安い金利の住宅ローンに借り換える事です)が増えているので、他銀行にお客を奪われる事を避けたいと思う金融機関は金利引き下げに応じる場合もある。


次に読んだのは住宅ローンはこうして借りなさい 深田晶恵です。

・頭金はせめて1割は用意する事。
・ローンの返済額が年収の25%以内なら安心と言われるが25%はかなり厳しい。
・住居費にはローン返済の他に管理費・修繕積立金、固定資産税、火災保険料がかかる。
・当初は変動金利を使って、金利が上がる前に固定金利に借り換えるのは実際には無理。
・モデルルームでのFPによる無料相談は不動産屋に有利なアドバイス。
・60歳時の残高の計算は必須。退職金で残高を一括返済は老後の生活が破綻。返済計画は65歳までにする。
・転勤時に貸して家賃を返済に充てるのは無理。固定資産税や管理費・修繕積立金などがかかるし、それだけの家賃で借りたい人はいない。ローン控除もきかない。
・消費税10%前に購入はナンセンス。優遇税制もあるし、土地分は非課税なので建物分だけ消費税。
・低金利の現在において、金利割引が大きい10年固定金利がお得。
・金利や期間が違うミックス返済を利用して繰り上げ返済で片方だけを先に完済して全期間固定金利のローンを残すと安心。
・現在の年間家賃+現在の年間貯蓄額-ローン以外の年間住居費(50万円程度)-購入後の年間貯蓄額(少なくとも50万円)=無理のない年間返済額
・貯蓄は少なくとも200万円は残しておく。
・物件価格の10%ほどは諸費用として必要。新築購入なら5~7%、中古物件は10%程度。
・火災保険・住宅ローンは自分で決めて続きするのがお得。
・住宅の諸費用(契約書の収入印紙代、登録費用、マンションの修繕積立金、中古物件だと仲介手数料、不動産取得税、固定資産税、都市計画税、火災保険料、地震保険料、ローン事務手数料、ローン取扱手数料、ローン保証料、融資団体信用生命保険料、つなぎ融資諸費用)
・キャンセルすると申込金は返金されるけど手付金は戻って来ない。
・結婚後すぐのマイホームはお奨めしない。子供の費用や出産後の妻の収入減が実感できない。
・共働き夫婦のローンはペアローンがお奨め。
・固定金利終了後の金利は2.5%~3%に仮置きして計算。
・当初は65歳完済で組んで60歳時残高の目安は30代で借りて700万円、40代で借りて500万円、50代で借りて300万円以下で計算すると繰り上げ返済で60歳完済が可能。
・60歳で住宅ローンを返済しても貯蓄ゼロはNG。
・親からの住宅資金贈与には税制上の特例を有効に使う。
・同じフラット35でも金融機関によって金利、ローン事務手数料、繰り上げ返済の最低金額が違う。
・10年固定金利は固定期間が終わった場合の金利割引率は金融機関によって違うので確認。
・繰上げ返済の手数料は金融機関によって違うので確認。
・住宅ローンの特定疾病保障特約は癌、脳血管、心疾患が対処だが脳血管、心疾患でもらえる対象はハードルが高いので非現実的
・特定疾病保障が必要と思う場合、ローン返済とは別に月払いにした方が安いし途中で解約の可能。
・住宅ローンは比較して選ぶ。
・「つなぎ融資」が必要な場合には、店舗のある銀行のローンが安心。
・銀行ローンもフラット35も住宅ローンが実行される月の金利が適用ですが、財形住宅融資はローン申込み時点での金利が適用。
・売買契約から引渡しまでの期間が長い場合は、返済額を試算する場合は現在の金利プラス0.2~0.5%で計算。
・金利の低い現在は「元金均等」より「元利均等」返済を活用して「元金均等」初期の返済額を続ける方が短気で返済できる。
・ボーナス返済をアテにした返済計画は破綻のリスクが大きい。
・シングル女性は繰り上げ返済無しで60歳で完済できるプランにし、貸したり売ったりすることも想定し物件を選ぶ。
・個人事業主や中所企業の経営者はメインバンク以外の融資は難しい。
・固定金利型2・3・5・10年と変動金利型で借りてる人で、借換え先の10年固定金利と「0.5%以上の金利差」がある人は借り換えが有利。
・変動金利型で1%で借りている人も将来の金利上昇が予想されるため借り換えが有利。借り換えした場合は期間短縮を選択。
・借り換えには諸費用が数十万円(保証料が高額)。
・繰り上げ返済後の最低限残すべき貯蓄額 30代は300万円+教育費、40代は500万円+教育費、50代は700万円+教育費



住宅ローンは底が深いです。ファイナンシャルプランナーにとっても、宅地建物取引士にとっても必須の知識です。住宅ローンの勉強をすればファイナンシャルプランナーのライフプランの理解力が格段に深まります。
住宅ローンを借りる人は上記の本を読むことをお奨めします。

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