金沢の葬儀事情

父親が亡くなった事から、金沢の葬儀の事情に興味を持って情報を集めました

親戚の葬儀

昨日、今日と親戚の葬儀がありました。葬儀社は紫雲閣でした。紫雲閣って印象が悪いんですよね。

今回の葬儀は、告別式(葬式)が友引でした。自分は、気にしないほうですが、気にする人は気にするんですよね。参列の親戚が、友引の告別式(葬式)は、友を引き寄せるという事で縁起が悪いので、友引人形を棺の中に入れておいたほうが良いと言うのです。喪主が、紫雲閣の担当者に相談すると、今はそんな事を気にする人はいないので大丈夫だと言ったそうです。
そんな事を気にする人はいないと言われても、実際に親戚の人が気にしてるので大丈夫と言われても困るよね。友引に告別式(葬式)をした事と関係なくても、しばらくして参列者が偶然亡くなられたりしたら、やっぱり友引に告別式(葬式)をしたのに友引人形を入れなかったからだと言われたら嫌ですよね。
ネットで調べたら、地域によっては友引人形という風習が実際にあるという事でした。
喪主が友引人形を入れて下さいと頼んだということでしたが、熊のぬいぐるみが入れられていました。指摘した親戚の人は呆れていました。

翌日、告別式(葬式)に出られた故人と同年齢の御高齢の人が、他人事ではないのでという事で、会場を見学したり、紫雲閣の担当者に質問をしたりしていたそうです。その時、家族葬ってどういう葬儀なのですかと紫雲閣の担当者に聞いたら、今回の葬儀が家族葬ですと答えていたそうです。
参列者は少なかったし、規模も小さかったのですが、新聞のお悔やみ欄にも通夜前に掲載し、町会にも回覧板をまわし、ごく普通に葬儀していたのに、それを家族葬だと断言するのはどうかと思います。
いくら、紫雲閣では家族葬をやっていないからといっても、嘘は良くないですよね。

またしても紫雲閣のイメージが悪くなりました。

アマゾンがお坊さんをネット宅配

インターネットで僧侶の派遣を定額で受け付ける事業を展開するみんれび(東京都)が一周忌などの法要の際に読経を行う僧侶の手配を3万5000円で受け付ける「お坊さん便」をアマゾンのサイト内で行うそうです。
浄土宗、真言宗、曹洞宗、臨済宗、天台宗、浄土真宗、日蓮宗の7宗派の全国の僧侶約400人が手配に基づいて読経などを行うそうです
「お坊さん便」は事前予約が可能な一周忌などに限定で法要予定日の5カ月前から2週間前までに予約が必要ということです。

月刊北国アクタスに「終活」についての記事

月刊北国アクタス2015年10月号で「終活」に関する特集記事が掲載されていました。
墓を建てないという選択をする人が増えているという事で、永代供養墓や納骨堂として金沢の法句寺が紹介されていて50回忌まで保証してくれ料金が50万円前後だそうです。
少子化や核家族化によって、墓の守り手がいなくなったり、子供達に墓の守り手としての負担をかけたくないとの事で、最近では現在ある墓を費用をかけて「墓じまい」して、永代供養墓や納骨堂に移す例も多いそうです。
高岡市の日蓮宗大法寺では、ゆうパックで送られた遺骨を永代供養墓に葬るサービスを行っているそうです。
小松市の真宗大谷派本光寺では、行き場の無い遺骨を無償で弔う事も行っているそうです。
内灘町では2016年に、公営の納骨堂をオープンするそうです。
お墓って、もともとあった習慣でもなく、歴史もそれほどあるものでもなく流行みたいなものなので、必須の物という訳ではないので、、公営の納骨堂があれば、それが一番理想的なような気がします。

最近、一般的な葬儀を行わない葬儀が増えてきているとは聞いていたけど、金沢でも約4割が家族葬などになっているそうです。
家族葬などの場合は、通夜や葬儀の日時・場所を知らせる必要がないため新聞掲載をしないのが一般的とのことで、2012年ごろから、おくやみ欄の掲載数が急減しているそうです。

七回忌

2012年4月27日

今度の1月が父親の七回忌なのですが、父親の兄弟は全員亡くなっているので、親戚を呼ばないで自分の家族と弟の家族だけですることにしました。
父親の七回忌に母方の親戚ばっかり大勢呼んでも仕方ないですから。
お坊さんを呼んで七回忌のお経をあげていただいて、その後、みんなで食事に出かけるという予定です。

親戚の葬儀

2週間前に親戚の葬儀があったばかりなのに,また親戚の葬儀がありました。
亡くなった2人は兄妹の関係でした。
今回の葬儀は,前回の葬儀の喪主の人が葬儀社を決めたので,前回と同じく紫雲閣になりました。今回の葬儀の世帯は,経済的に余裕の無い世帯だったので,紫雲閣にしたのが良かったのか疑問に感じました。
亡くなられたのが金曜日の夜で,たまたま日曜日が新聞の休刊日だったので,葬儀が終わるまでおくやみ欄にのりませんでした。
町会には連絡したのですが,回覧板は廻さなくても良いと言ったそうで,連絡も親戚だけにしたということで,葬儀は数少ない親戚の人だけの葬儀になりました。
受付と会計を1人でやりましたが,することはそれほどありませんでした。
通夜,葬式と普通通りの葬儀をしたのですが,祭壇とか必要だったのか,遺族の今後の生活を考えると心配になってしまいます。ネットとかで総額18万円でも葬儀ができるのというのもあるので,そういう選択もあったのではと思いました。
ちなみに僧侶は紫雲閣のほうでお願いしたようですが,僧侶のお布施が10万円,法名料が5万円だということでした。
今回の紫雲閣の係の人は,比較的親切だったように感じました。でも斎場へ行く人数が少ないので斎場へのバスはやめて各自斎場に行くのにしたらどうですかと提案したのですが,今からマイクロバスをキャンセルできるか判らないと言われました。仕方ないのでマイクロバスで斎場に行くことにしたのですが,マイクロバスは紫雲閣所有のマイクロバスでした。紫雲閣所有のマイクロバスならキャンセルできないということは無いと思うんですけど。
斎場は金沢南斎場だったのですが,とてもりっぱな施設でびっくりしました。
斎場から戻りすべての葬儀が終わって,折り詰めが渡されたのですが,前日の通夜振る舞いと全く同じ料理でした。遺族も含めて前日から同じ料理を食べて,お昼まで同じ料理というのは普通は考えられません。紫雲閣の配慮の無さが如実に表れていると感じました。

親戚の葬儀の受付をした

2011年11月26日

伯父さんが亡くなられて,夜に顔を出しました。

2011年11月27日

通夜の日の朝に,受付をして欲しいと電話があって通夜の1時間半前に葬儀場に出かけました。受付2人で会計が3人での作業でした。今日は会計の担当でしたが,地域によって,やり方が違うので,どういう分担にしようか,試行錯誤でした。最終的には役割分担をして1人が届けられた香典に番号をつけて,会計が終わった香典を糸でつづります。もう1人は中の金額を確認し,香典袋の裏の右下に金額を書いて,中袋に住所が書いてある場合は中袋にも番号を記入して中袋を裏から見えやすいところに出して再び飾り紐をかけます。現金は20万円ごとにゴム輪で束ねておきました。もう1人は,番号と住所と名前と金額を香典帳に記入して,途中時間が空いた時に途中集計をして実際の現金とあっているか確認します。
最終的に,香典は100件程度あったのですが,香典帳の金額と実際の現金とは間違いなく通夜が終わるまでに会計が終わりました。今まで会計した中では一番要領よくできたと思います。ただ,忙しくなると途中集計をする余裕が無くなります。今回は,金額がぴったりだったので良かったのですが,途中計算が合わなくなるリスクを考えれば金額の集計は通夜が終わってから,まとめてやったほうが確実なのかもしれません。
花代の集計もしたのですが,地域的な習慣だと思いますが,花代という文字の書かれた封筒に1万円を入れて香典と一緒に出すというのが多かったです。ちなみに実際の花の代金は12600円でした。
時間がとれなかった(火葬場の関係?)ということでお葬式は9:00からの開始です。受付の手伝いをするために1時間前に行くとすると会場に7:30から行かなくてはいけません。ちょっときついです。

2011年11月28日

葬儀の日には会場に7:30に出かけたのですが,さすがに早すぎたようです。葬儀場の職員の出社も7:30のようで7:30から準備が始まりました。受付の係の人が会場に着たのも8:00ごろからでした。
この時間になると来場者がぽつりぽつりと訪れました。親族による集合写真を撮って受付を開始しました。
通夜と同じ手筈で会計をして葬儀開始5分後には集計を済ませて,お金はもう1人の会計係の人に渡し葬儀に列席しました。
中陰について,特に申し出が無かったので,火葬場には同行しませんでした。

今回は紫雲閣での葬儀でしたが,なんか対応が事務的で気が利かない感じでした。こういうのって参列しただけでは気がつかないのですが,世話をしてみると,よく判ります。

お通夜 曹洞宗

仕事関係のお通夜がありました。

今日のお通夜は曹洞宗のお通夜でした。木魚みたいな鳴り物をたたきながらのお経でした。曹洞宗のお通夜は通常のお通夜とに加えて,遺族と親戚だけで行われるお勤めがあるということでした。
曹洞宗の葬式も2部に分かれていて最初は,個人が菩薩に入るための済度で,その後にお別れのための告別式になるとの説明がありました。
帰る時に,紙のお手拭を渡されました。

母の知り合いのお通夜に

今日は,母親の知り合いのお通夜に,運転手として一緒に行きました。葬儀は米永さんがやっていたのですが,駐車場の案内が不親切で,あれって感じだったのですが,通夜の途中でせきが止まらない参列者のためにのど飴を渡していたのを見て,やっぱり米永さんは気配りがあると感心しました。

葬儀費用の透明化 イオンの葬儀ビジネスへの本格参加

2010年1月25日

イオンが葬儀ビジネスへの本格参加に向けて葬儀費用について透明な料金体系を導入したところ利用者が順調に増えているようです。
全国平均で葬儀費用が182万4000円であるのに対して類似の条件でイオンが請け負った場合、寺院費用を除いて平均で100万7千円ですむとのことです。
イオンが定めたサービスの提供に同意した葬儀業者と連携し、イオンが一括して利用者からの依頼を受け付け、業者を紹介するというシステムになっているそうです。

2017年12月22日

「イオンのお葬式」に措置命令=「不要の追加料金」請求4割―消費者庁

新聞広告に「追加料金不要」と掲載しながら実際には別料金が掛かるケースがあったとして、消費者庁は22日、イオングループの葬儀会社「イオンライフ」に対し、景品表示法違反(有利誤認)で再発防止を求める措置命令を出した。

消費者庁によると、同社は3~5月、全国紙3紙計400万部に「イオンのお葬式」との名称で広告を掲載。税込みで19万8000円、34万8000円、49万8000円の三つの料金プランを提示し、「追加料金不要」と記載した。しかし、全体の4割ほどで追加料金が発生し、苦情が寄せられていた。

香典を受け取らない通夜

お世話になった人が亡くなられ,通夜に行ってきました。新聞の死亡広告で香典を辞退すると書いてあったのですが,一応,用意していきました。
香典を辞退する葬儀の場合は記帳しなければいけません。記帳に時間がかかるので列が結構長くなります。記帳を済ませると,焼香は後にするように会場の係の人に言われたので,そのまま着席しました。焼香を最初に済ませるのは石川県のローカルな習慣で,日本全国ではルール違反なので,こういうのが本来のやりかたなのだと思います。
最初に正信偈を唱和して,その後引き続いてお経が唱えられ,その後焼香して最後に親族の挨拶という順番でした。
浄土真宗本願寺派の僧侶による葬儀だったのですが,正信偈のイントネーションが大谷派とも西本願寺派とも違っていました。正信偈はゆっくり唱えられ通常より長かったのですが,引き続いて唱えられたお経は短かったので,結果的に通常と同じくらいの時間でした。

短時間に集中しての焼香だったので,親族への挨拶は基本的に無しという感じです。

故人の遺志により簡素な葬儀を心がけたということでした。