金沢で空き家を買う

空き家を買ってリフォームして大家に お金持ちで無くても家を持てる そのためのヒントにと 実体験する企画です。 2018.10.14開設

100万円からできる「地方・ボロボロ一戸建て」超高利回り不動産投資法

100万円からできる「地方・ボロボロ一戸建て」超高利回り不動産投資法  黒崎 裕之著を読みました。
2018年6月発刊で、不動産会社でいろんな部門を経験したうえで、自分で不動産投資をした経験に基づいて書かれているので、とても参考になります。
細かい実例を含めて説明しているので、すぐにでも役立つ情報が満載って感じです。
筆者は金沢出身で、とにかく安い戸建て物件を購入して経験することを薦めています。

現在は融資環境が厳しきなっているが、まだまだサラリ-マンの不動産投資家が多いので物件の高値水準は続くので物件選びは慎重さが大事

不動産業者を安易に信用してはいけない。態度が良くて礼儀正しい営業マンほど注意が必要。
小さな安い物件は、儲からなく割に合わないので、騙す不動産業者や営業員も少ない。
実際に不動産の収益物件を持っていない営業員のいう事は聞くに値しない。

2019年は不動産投資で失敗する人が大量に顕在化する。

そのエリアに入居者はいるか、次に買ってくれる人がいるかが重要。そのエリアの賃貸物件の数や相場を調べることも重要。賃料が暴落(例えば1ルーム1万円台)しているエリアは避ける。

割安で購入すれば、地域の最安値で貸せる。
リフォームは最低限で良いが、入居ターゲットに合わせて、必要なリフォームは行う

地方は駐車場があるかは、最重要。
清潔感は重要。外観より建物内部の綺麗さが重要。

ビニールクロスは掃除で汚れが落ちる場合が多い。
排水管や蛇口は真鍮たわしで清掃
蛇口の交換、洗面台や台所の扉面のカッテンングシート、トイレのペーパーホルダは交換、シャワーヘッドは交換、換気扇の交換(同じ型番が交換が楽)、ふすまやキッチンの取っ手も交換、風呂場の鏡は交換、クロス専用の接着剤で補修も有効、床材はクッションフロアが安値(段ボールで型紙を作ってから切り取る)、ふすまの張替えは自分では難しいのでネットで申し込み、畳の代わりに、ござやカーペット、エアコンの交換で中古でもOK、郵便受けはステンレス、洗面台交換の場合はシャワー水洗、ウォシュレットは脱臭機能付き、水道のカラン交換の場合はシングルレバー水洗、天井はシーリングライト、風呂場のカラン帰る場合はサーモスタット付き水栓、スイッチプレートの交換、姿見設置

その他、不動産屋との、付き合い方のテクニックなどの情報も豊富です

「99万円以下」の資金で儲ける「ボロ物件投資」術!

「99万円以下」の資金で儲ける「ボロ物件投資」術!/脇田雄太を読みました。
2018年9月発刊なので、発売ほやほやの本です。
長崎の戸建て物件を購入しリニューアルして貸すという手法ですが、内容が具体的で有意義です。全ページが参考になる良書です。

柱(シロアリ)や天井など躯体を直すのは高額の費用がかかる
下水道・水道に接続済みか、水洗トイレかは重要
床下と基礎のチェックは重要
(外部からの目視でひび割れや損傷がないか、室内で点検口から床下や屋根裏を点検、屋根に上り瓦や雨どいなど屋根周りの確認)
(床に近い部分の柱にシロアリの被害が無いか、シロアリ予防駆除の施行跡がないか)
(筋交いが途中で切断されたり梁の欠損がないかの確認)
(居室・玄関・階段・押し入れの室内側から見て雨染みがないか確認)
再建築可能な土地かの確認

水洗金具・温水便座の交換、洗濯機置き場・給湯・シャンプードレッサーかどうかは重要
シャンプードレッサーのお奨め パナソニック23000円程度
浴室のシャワーはサーモスタット付き混合水洗
便座やトイレットペーパーホルダー、タオル掛けは交換
火災報知器・テレビカラーモニターホン、玄関に姿見、台所にワンレバー水洗金具

ボロ物件を探す方法は「売り戸建て」「売り土地(古屋付きの場合もある)」で検索しやすい順から機械的に電話で問い合わせ 
「売主の情報」「売りに出してからどの程度経過しているか」「どの程度まで指値ができそうか」を聞く
気になった物件は手土産をもって現地で確認し担当者と話し

空き家の多いエリアでポスティング、近所の人に聞く、謄本を取得して所有者に連絡などの方法もあり

賃貸需要のあるエリアの物件を選ぶ

火災保険、地震保険、施設賠償責任保険は必須

その他に、自分の貸家を選んで貰う方法など有意義な情報が満載です。

専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法

専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法/鈴木ゆり子を読みました。
この著者の本は1冊目です。話がリアルで具体的なので読んでて面白いし参考になります。
ぽろっと不動産業の裏側的な話題もでてきます。

全体的に参考になりますが、
不動産屋は信用できない(笑!)が情報収集には役立つ。
ハウスクリーニングの会社で経験を積むのも有効
1つずつ直していけば、大きなリフォームも自前でできる
雨漏り・シロアリ・水回りに問題のある物件はダメ

高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法!

高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法! を読みました。
今まで出ていた不動産投資の本の要約みたいな本です。特に新たな知識は得られませんでした。
著者は富山の人で、同じく富山在住の吉川英一氏とも知り合いのようです。

不動産投資家との交流は大切
激安物件を購入するにはネットに出ている安めの価格の物件に指値を入れて激安物件にする。
ボロ物件は火災保険の汚損、破損などをフルオプションで加入
法人なら自分以外の保証人をつけずに融資を得られる

地元のボロ木造物件を再生して「家賃1500万円」を稼いでいます

地元のボロ木造物件を再生して「家賃1500万円」を稼いでいます を読みました。

最初は小さい一戸建てから始める
地元の物件を対象にするのが無難(融資においても地元が有利)
不動産屋が多くある地域なら賃貸の需要がある
基本的には一戸建ての貸家は供給より需要が多い
木造住宅は修繕がしやすく自由度が高いし解体費も安い
鉄骨は雨漏りの修繕が困難
木造住宅は償却が速い(木造物件の場合、耐用年数22年を超えた物件は、どれも4年)
木造住宅は22年を超えると固定資産税は最低価格になる
和室は需要が無い
木造とはいえ雨漏りの水仕舞、構造体の不備は改修が高額
リフォームを頼む場合は相見積が必須
相対的に外装がぼろくて中が綺麗な木造物件はリフォーム費用が少なくてすむ
フルリフォームで一度手が入って
利回り20%から逆算して購入指値を決める 融資は10年固定
借金する場合は返済利率は30%以下

「戸建のDIY再生による不動産投資」を読みました

戸建のDIY再生による不動産投資 を読みました。

2016年発行で、過去にいろんな本を読んで不動産投資を始めたという事だけあって、いろんな本の美味しいところをピックアップして整理したっていうような内容です。
でもリオフォームの実例集は参考になりました。

戸建ては3DK~4LDKが最適。ファミリー層は3LDK以上が基本

浴室は床交換と塗装、コーキング処理で済む物件が基本
キッチンと洗面はカッティングシートで対応できる物件が理想的

大家としての差別化
・物件のドレスアップ(アクセントクロスやアクセントペイントなど)
・POPを使って物件の特徴を客付け業者と内覧者に理解してもらう
・内見者にお礼の手紙
・不動産業者との連絡にはすぐに対応
・賃貸契約書用のプレゼント(エアコン・生活用品・ガスコンロ等)
・収納が少ない場合は収納棚の設置
・室内クリーニングをして清潔感を重要視
・建物周辺のゴミ・雑誌の確認
・入退去にアンケートを実施してニーズを把握(アンケートに答えてくれた人に商品券)

高圧洗浄機は便利

畳の部屋にフローリングカーペットは簡単に和室を洋室に変えられる

重要なポイントは一人ではできないって事です。

「闘う!空き家術」を読みました

闘う!空き家術  中山聡著」を読みました。
内容が深く良書です。

地方都市の空き家の維持管理費用(固定資産税15万円、自治会費、年に2回の庭の剪定、偶発的な損傷、瓦の費用や外壁の交換)は、年間40~60万円。

空家等対策の推進に関する特別措置法で指定されると固定資産税が6倍になる。

住宅は20年たてば0円の価値  建物取壊し費用(30坪で150万円)がかかるので、その分が更地より安くなる。

増築・改装などリフォームは不動産価値にプラスの影響は無い

行政の空き家バンクは購入する人にとって、役に立たない  持ち主が勝手に値段付けて登録し、価格が適正かもチェック機能も無いので、必ずしも適正もしくは安い価格という訳でもない。

空き家は火災保険に入るのを断られるし、引き受けてくれても割高になる。そもそも火災保険は不要。
火災の対策は、電気のブレーカーを落とす、水道の元栓は閉じる、ガスは解約、プロパンガスは引き取ってもらう、灯油タンクは空にしておく、燃えやすいものは外に置かない

結露と地面の湿気の対策は、部屋の物はすべて撤去、ふすま・戸はすべて開けるか撤去、畳はすべて上げて立てかける、扇風機で中の空気をかき回す(毎日)

床下の湿気対策は、床下が土なら防湿シートと土間コンクリート、床下換気装置

駐車場・資材置き場・太陽発電所は雑種地で宅地より税額が安い

仏壇には魂は無い、仏壇はただの入れ物で、魂抜きなど不要  大事なのは仏壇の中にある、掛け軸や彫像、位牌

不動産の価格を知るには、相続税路線価をみる、田舎の場合は全国地価マップ(固定資産税の評価額のため0.7か0.6で割り戻す)で調べる。

空家の直接売買の契約書のポイント  売主が完全所有権を譲渡することを保証する、買主は建物の瑕疵であっても売主に責任追及しない

登記は司法書士に頼むのが無難

鉄骨・コンクリート構造のDIYは避ける  空き家改造は木造の在来工法に限る 2×4構造も避けた方が良い

瓦は長くても50年で交換で1㎡で2万円

DIYに必須の工具  巻き尺、差し金、鉛筆、14.4Vの充電式電動ドリル、14.4Vの充電式丸のこ

ドリル・丸ノコに手袋は厳禁、上向き作業は保護メガネ

柱と梁は絶対に切らない

第2種電気工事士の資格は取得しやすく便利

日本の借地借家法では、貸主に有利な条項(修理代は貸主が負担しない等)は、たとえ当事者が納得して契約しても無効とされるのが通常
必ず、定期借家契約にする。
貸主が修繕費の負担をしなくても済むのは無料の使用貸借(固定資産税程度は貰っても使用貸借)。
使用貸借の上、コンサルティング料、保守契約としての契約をして毎月の料金を貰ったり、最初の清掃料や家財処分費用としてまとまったお金をもらう方法もあり

空き家はリフォームしても賃料で回収できないので、そのまま貸すのが一番。家財道具は、そのまま使ってもらっても良し、捨ててしまっても良いとの契約
造作買取請求権を行使しない・原状回復しない特約で、改装の自由権を与える(柱・梁・基礎・屋根・土台・外壁などの構造部分の変更はしない)
さすがに、屋根や外壁のメンタナンヅは貸主が負担

「買ってはいけない家と土地」を読みました

買ってはいけない家と土地 高橋輝著 を読みました。

題名はインパクトがありますが、内容は初歩的な事しか掲載されていませんでした。それでも少しは参考になった部分もありました。

団体信用生命保険で加入できない場合は「ワイド団信」というのもある。

新築建物の登記には土地家屋調査士による建物表題登記費用が8万円から10万円ほどかかる。

契約書や重要事項説明書は契約する前3~4日前までには入手するようにしよう。

住宅ローンの審査を受ける前には不要なクレジットカ-ドは解約しよう

建築条件付きの土地の場合、制約が多く、自由な建物が建てられなくてトラブルになるケースも多い。

物置や車庫が、設定方法によって建ぺい率や固定資産税の対象の有無に影響する場合がある。(壁が2方向だけだと床面積の対象にならないとか、高さ1.5m未満だと床面積に含まれない、物置の基礎部分の固定など)

エレベーター、床暖房、屋根一体型ソーラーパネルは固定資産税が高くなる

実家の相続で困らないために今すぐできる空き家対策

実家の相続で困らないために今すぐできる空き家対策  日野智志著」を読みました。

実家の相続に対する問題を幅広く整理して掲載されているので読みやすいです。

空家等対策の推進に関する特別措置法により、立ち入り調査に協力しないと過料20万円、修繕や解体の勧告が出た時に修繕しないと50万円の過料
固定資産税が6倍、解体料も請求

現在は820万戸が空き家  7.4戸に1戸

木造2階建て築40年程度の45坪での解体費が135万~200万円

相続放棄は、相続権があると知ってから3か月以内のみ可能
相続放棄の手続きは自分ですると2000円程度だけど、司法書士なら3万円から6万円、弁護士なら8万円から15万円(相続放棄の手続きは1回しかできず不備があったら無効)
相続放棄しても保険金はもらえる。

空家等対策の推進に関する特別措置法の本当の狙いは市町村の固定資産税の増収
地方自治体は不動産の寄付を受け付けない

空き家管理  換気  上下水道の補水(少なくとも初夏と終期)・通水  
空き家管理業者だと1回3000円から6000円
バルコニー・屋根・外壁の脱落の目視(風雨・風雪の時期) 最低でも1年に1回
樹木の手入れ 1年に1度
害獣やハエ・蚊・蜂・雑草  季節ごとに1度

空家等対策の推進に関する特別措置法は数カ月空き地にしているだけでも適用される可能性

トタン屋根は7~8年毎に手入れ、ガルバリウム材の寿命は50年、セメント瓦は30~40年、日本瓦は50年以上が寿命
塗装費は66㎡で9万円~20万円

陸屋根の寿命は13年  10年目から5年ごとの点検補修で5万~20万円  再塗装は55㎡で30~45万円

基礎のコンクリート 幅0.3mm以下で深さ4mm以下のヒビであれば大きな心配はいらない
換気口の下方両面に45度のヒビは強度不足
建物のコーナー部に垂直のヒビがある場合は、建物の強度不足や地盤の不同沈下

ボイラーを使わないままにすると配管の破損の危険性があるので水抜きは必須

住宅の設計図面は絶対に必要
  
借り手がいない場合の最後の手段はペット可にして貸す

リフォームするかの判断の目安は3~5カ月分の賃料

リフォーム費用 屋根の塗装改修60万円~300万円、畳の表替え 4000~15000円、、襖の張替え6000~18000円、壁のクロス張替え50万~300万円、トイレ改修30万~80万円、洗面化粧台交換10~35万円、お風呂の改修50万円~180万円、手摺工事6万円~30万円、バリアフリー工事150万円~250万円、高断熱ガラスの交換150万円~250万円、ボイラー交換1万円~15万円

売却事例の検索は「不動産取引価格情報検索 http://wwwlandmlitgojp/webland/servlet/MainServlet」
実際に売れる価格は、不動産の査定価格の70~90%程度の場合が多い

業者にハウスクリーニングを頼むと30~45坪で6万円~15万円

いい価格で売却するためのポイント
・水回りを清掃しておく
・室内を明るく見せるために照明をつけておく
・室内を明るく見せるためにカーテン等を開けておく
・生活臭、カビ臭を減らすため30分以上前から換気
・雑草があれば7日以上前に除草剤を散布
・最低でも玄関から居間(リビング)までは歩きやすくしておく
・荷物は少なければ少ないほど良い

「田舎大家流不動産投資術」を読みました

田舎大家流不動産投資術 多喜裕介著 を読みました。

2017年12月発刊で筆者が富山県在中という事で、参考になりました。

基本的にはアパート経営についての内容です。
この時代でもやっていけてるということは、アパート経営について真摯に取り組んで苦労もしているということです。

きちっとお金を貯めれて無駄遣いをしないというのが大切というのは不動産投資に共通な重要項目です。

地方では独身でも1台の駐車スペース、夫婦は2台の駐車スペースが必要。
地方での賃貸はポータルサイト経由の問い合わせが9割以上。
地方ではプロパンガス屋さんの過度なサービスは期待できない。

融資の必要資料
<購入物件資料>登記簿謄本(土地・建物)、公図、公課証明書またが固定資産税課税明細書、路線価図、マイソク(不動産会社からの物件概要書)、レントロール(家賃一覧)、シミュレーション結果
<個人資料>源泉徴収票または確定申告書(3年分)、頭金と余裕資金が入金されている通帳のコピー、住宅ローン・マイカーローンなどの返済予定表、住宅の公課証明書または固定資産税課税明細書、その他金融資産の所有がわかる資料(株券、投資信託、生命保険証書、所有不動産の謄本)
<法人資料>履歴事項全部証明書、法人決算書(3年分)、前月末までの試算表、代表者の経歴をまとめた資料
<所有物件資料>所有物件の入居状態・収支状態・返済・キャッシュフロー、物件を紹介する資料(いくらで購入したか、家賃総額、入居状態・物件の写真)、登記簿謄本(土地・建物)、公図、公課証明書またが固定資産税課税明細書、路線価図、最新の収支明細書・返済予定表

金融機関は賃貸の実績を積んで信用を得ることが大切

人気設備ランキング(全国賃貸住宅新聞)
<単身者向け>インターネット無料、追い炊き機構、エントランスのオートロック、浴室換気乾燥機、ウォ-クインクローゼット、ホームセキュリティ、独立洗面台、追い炊き機構、宅配BOX、24時間利用可能ごみ置き場
<ファミリー向け>インターネット無料、追い炊き機構、ホームセキュリティ、システムキッチン、浴室換気乾燥機、ウォ-クインクローゼット、太陽光パネル、床暖房、防犯カメラ

ポータルサイト(スーモ、athome)の検索条件を参考に、有利な設備を重点的に整備