金沢お葬式情報 父親の葬儀

父親が亡くなって,なにも知らないなかで葬儀に関わった記録です

JAの貯金を下ろすのには苦労しました

高額の貯金がある銀行の口座からはATMで何回もに分けて全額下ろせましたが、JAの口座はキャッシュカードが無かったので、窓口でしか下ろせません。

亡くなってから10日ほどたって、窓口で何食わぬ顔をして、出金を試みたのですが、口座は凍結されていました。

こうなってしまうと、面倒です。
銀行所定の書類に必要事項を記入し相続者全員の捺印をして、相続者全員の印鑑証明書、相続者全員の戸籍謄本、除籍謄本、故人の原戸籍を揃えないといけません。
故人の原戸籍については、本来は、生まれてから亡くなるまで、戸籍を移したすべての市町村のものが必要なのですが、女性という事もあってか、成人前(子供時に引越して市町村が変更になっている)のものまでは求められませんでした。

除籍謄本については入手に苦労しました。本来は死亡届を出してから遅くとも数日から一週間程度で本籍地の役所で発行できるのですが、野々市市では10日以上たっているのにまだ発行できないと言われました。
きっと窓口の係員の勘違いで発行できなかったのだと思います。
平日日中に、何回も役所に行けないので郵送での発行を申し込んだら、すぐに発行されました。

お寺から封書が送られてきた

2016年9月15日

今日、月命日のお参りの日だったので、檀家でないということと、檀家にだけは絶対ならないという意思表示をしました。

2016年8月30日

月命日のお参りに来ているお寺から封書が送られてきました。お寺から封書が送られてくる事なんてないので、お金の無心かなあと思ったら案の定でした。
「親鸞聖人7百五十回御遠忌・庫裏及び境内大規模修繕、内陣整備等懇志」のお願いということで、総額2900万円、門徒1軒あたり¥75,000円(15,000円×5年)ということです。
その他に特別永大経志で30万円以上のお願いというのも入っていました。こちらのほうは強制ではないようで納めると内陣の欄間裏に記名するということです。

2900万円の内訳は法要費¥7,500,000円、別院御依頼¥2,550,400円、庫裏及び境内大規模修繕¥11,988,000円、本堂欄間整備費¥6,962,600円ということです。

報恩講のお布施1万円、寺の維持費6千円(年額)、月命日のお布施(月額2千円)程度は、つきあいでさせていただいていますが、檀家でもないし、浄土真宗の信者でもないのに「親鸞聖人7百五十回御遠忌・庫裏及び境内大規模修繕、内陣整備等懇志」まで付き合わされたのではたまりません。謹んでお断りしようと思います。
今の時代、檀家として支えなければいけないお寺を持たないという事は、大いなる特権だと思っているので、父親が亡くなられてからも、檀家にだけは絶対にならないと思ってきました。そういう距離感でお寺とも付き合ってきたので、それは今後も変わりません。子供や孫など子孫に対して、そういう負担を押し付けないという事は、ある意味義務でもあると思います。

日本って、墓参りや葬式で仏教とかかわり、クリスマスでキリスト教とかかわり、初詣などで神社とかかわり、イスラム音楽を楽しんだり、そういう無節制なところが良いのだと思うんです。宗教の違いによって争うことも無いし、そういう面で平和で良いです。
もちろん、本気で宗教にかかわっている人については、それはその人その人なので別に否定するのものではないですけど。

寺町のお寺が仏像を捨てた

今日の朝刊で、金沢市寺町の法華宗陣門流実成寺で、仏像をまとめて廃棄しようと思ったけど、他の仏像と較べて丁寧に彫られて、像の底にただし書きがあった仏像があったので、石川県立歴史博物館の学芸主事に見てもらったところ、有名な仏師(金沢の仏師松井乗)が製作した「日蓮聖人座像」と「多宝如来、釈迦如来が鎮座する一塔両尊座像」であることが分かったということで仏像と一緒に写った住職の写真がでかでかと掲載されていました。

それにしても、お寺が日蓮聖人、多宝如来、釈迦如来の仏像を廃棄しようとするなんて、なんて恥知らずな事だと思いました。よくも恥ずかしげもなく新聞に掲載されることを了承したもんだと呆れるばかりです。

蓮覚寺で蝋燭で灯したキリコを見てきました

今日は、新盆の最終日という事で蝋燭で灯したキリコを見てきました。
卯辰山山麓寺院群の日蓮宗のお寺(蓮覚寺、妙応寺、円光寺、長久寺など)では7月16日の送り火の時に、先祖さまに灯りをさしあげ霊をお送りするため、キリコにロウソクを灯しお経をあげて墓地を周るという風習が残っています。
ちょっと早めに着いたので、卯辰山山麓寺院群を散策しました。あちこちで、いろんな調子のお経が聞こえました。
ほとんどの墓地では、キリコは板状のものがほとんどでした。
蓮覚寺、妙応寺、長久寺は、箱状の昔ながらのキリコがほとんどでした。
蓮覚寺では、事前にロウソクが入れられたキリコを、19:00から、住職が1つ1つ灯し始めます。19:30には、また1つ1つ消していました。19:00だとこの時期はまだ明るいので、19:30ぎりぎりの時間が最も美しかったです。
妙應寺(妙応寺)や円光寺では19:20からキリコを灯し始め、お経を上げながら墓地を周っていました。

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月刊北国アクタスに「終活」についての記事

月刊北国アクタス2015年10月号で「終活」に関する特集記事が掲載されていました。
墓を建てないという選択をする人が増えているという事で、永代供養墓や納骨堂として金沢の法句寺が紹介されていて50回忌まで保証してくれ料金が50万円前後だそうです。
少子化や核家族化によって、墓の守り手がいなくなったり、子供達に墓の守り手としての負担をかけたくないとの事で、最近では現在ある墓を費用をかけて「墓じまい」して、永代供養墓や納骨堂に移す例も多いそうです。
高岡市の日蓮宗大法寺では、ゆうパックで送られた遺骨を永代供養墓に葬るサービスを行っているそうです。
小松市の真宗大谷派本光寺では、行き場の無い遺骨を無償で弔う事も行っているそうです。
内灘町では2016年に、公営の納骨堂をオープンするそうです。
お墓って、もともとあった習慣でもなく、歴史もそれほどあるものでもなく流行みたいなものなので、必須の物という訳ではないので、、公営の納骨堂があれば、それが一番理想的なような気がします。

最近、一般的な葬儀を行わない葬儀が増えてきているとは聞いていたけど、金沢でも約4割が家族葬などになっているそうです。
家族葬などの場合は、通夜や葬儀の日時・場所を知らせる必要がないため新聞掲載をしないのが一般的とのことで、2012年ごろから、おくやみ欄の掲載数が急減しているそうです。

お墓、葬式、戒名は本当に必要か

お墓、葬式、戒名は本当に必要か/ひろさちや著 を読んでみました。

現在における冠婚葬祭といった習慣は一種の流行で、定着したのは戦後になってからだそうです。

2014年の調査によると、関東地方では22.3%が火葬場での直葬になっているそうです。

平安時代末期から鎌倉時代の法然や親鸞は、「南無阿弥陀仏」と称えるだけで、誰もが極楽世界にできると教えています。ちなみに親鸞は自分が死んだら賀茂川に流して魚の餌とせよと遺言しているそうです。
つまり仏教においてはお葬式ははしなくてもよく、それが仏教の教えなんだそうです。

仏教においては、元々、葬式という概念は無く、神道においての行事だったのだそうです。神道について、葬式は死者の霊魂をホトケにするためのものだったそうです。
33回忌、50回忌という概念も神道のもので、この世に対する執念をもった霊魂は荒御霊(ホトケ)であり、荒御霊に鎮魂儀礼を施すことにより、落ち着いた柔和な和御霊(カミ)になるそうですが、荒御霊が和御霊になるためには33年から50年かかるといところから来ているそうです。つまり仏教とはなんの関係も無いそうです。

四十九日は、インドにおいて、輪廻転生の考え方から、死者は四十九日で再生するので死者への追悼を四十九日で打ち切るという風習から、神道が影響を受けて四十九日が特別な日になったそうです。そういう訳で、インドにおいては四十九日が過ぎると、死者への追悼はしないそうです。

3回忌は儒教では父母のために子は3年間(足掛け3年なので25ヶ月)喪に服さねばならないとされるところからきているそうです。

お盆も神道の行事で、1960年ごろまでは浄土真宗においてはお盆の行事は行わなかったそうです。
ちなみに、お盆に帰ってくるのはカミになっていないホトケの段階での霊だけだそうです。

火葬が普及したのは1980年代以降  火葬は元々インド人がやっていたもので、焼け残った骨すべてをガンジス河に流していて、火葬をして骨を墓に埋葬するのは日本だけの特異な葬法ということです。

墓は、死体を埋葬したあと、そこに大きな石を重しとして置いて、死体が墓穴から出てこないようにしたものが起源だそうです。

現在のように、仏教が葬式仏教になってしまったのは、キリシタン対策のために江戸時代に導入された寺請制度(檀家制度)の影響だということです。寺請制度(檀家制度)によって、檀家のお布施が義務になって、信仰の布教が必要なくなり、菩提寺を粗末に扱っていると宗門人別改帳に請印捺さないと圧力をかけたりすることになったりしたそうです。しまいには、仏教寺院が「御条目宗門檀那請合之掟」を偽作して、寺の行寺に参加すること、寺の雑役・修理・建立をつとめること、葬式には檀那寺の差図を受けること、死者に剃刀を与え、戒名をつける際は、住持が死相をよく見届けた上で引導を渡すこと、中陰・年忌・命日あるいは先祖供養を怠らないことなどの「掟」を細々と規定して、お寺の収入を増やしていったそうです。
もともと江戸時代以前の庶民は、年忌法要はやっていなかったそうです。このようにして、年忌法要は江戸時代に寺院が金儲けのために始まったそうです。

寺院消滅

寺院消滅(鵜飼秀徳著)を読みました。
現在、全国に約7万7千の寺院があり、その内住職がいない無住寺院は約2万に達していて、宗教活動を停止した不活動寺院は2千以上あるとのことです。
不活動寺院を廃寺にしようとしても、お寺は通常独立した個々の宗教法人なので、手続きが大変のようです。住職や寺の責任者、檀家総代、寺族の所在の確認をしての手続きが必要で、そのうえ解体費用がかかるので、そう簡単にはいかないそうです。
そもそも、今のようにお寺が尊敬されない存在になった最初のきっかけは、江戸時代の寺請制度だということです。寺請制度は、地域の寺の檀家になることを強制し、寺は宗門人別改帳を通じて、檀家の管理・監視することによって国家の内部統治に協力したということです。
でも江戸時代後期から明治9年頃にかけて、廃物毀釈により仏教弾圧が行われ、多くの寺院が廃寺になり仏像などが破壊されたそうです。これにより仏教の弱体化が図られたそうです。
明治5年に「自今僧侶肉食妻帯蓄髪等可為勝手事」があり、僧侶の「肉を食べる・妻をめとる・髪を生やす」ことを解禁し、住職の世襲も明治以降認められるようになっていき、僧侶の世俗化が図られ、僧侶が尊敬の対象ではなくなっていくことになったようです。
その後、過去の戦争について、不殺生戒を真っ先に守らなければいけない立場の僧侶が、大東亜戦争に反対するどころか、多くの宗派ではゼロ戦や軍艦を国に寄付したり、戦争協力を申し出たりして戦争に加担したことにより、国民の信頼を失ったようです。
それに加えて、戦後のGHQが指導した「農地改革」により地主として多くの土地を小作に貸していた寺院所有の農地が失われ、安定した収入が失われ、寺院の弱体化が決定付けられたようです。

お寺が専業で食べていくには檀家が200軒以上ないと難しいそうです。
葬儀のお布施は地域によって随分違うようで、東京は極めて高く50万円、京阪神や名古屋は20万円から30万円、地方都市だと10万円、地域によっては3万円から5万円というところもあるようです。
檀家が少なく収入が少ない寺院も宗に収める冥加金は結構な高額で、お寺も、いろいろと大変なようです。

お寺の収支報告書

お寺の収支報告書/橋本英樹 祥伝社を読んでいます。曹洞宗の実際の住職が、現在のお寺経営のお金と制度の問題を執筆した本です。

現在のように、住職が妻帯して息子がお寺を継ぐようになったのは明治時代からのことで、せいぜい100年の歴史ということだそうです。

戒名って、戒名を授かる事によって僧侶(仏弟子)になるってことだそうです。つまり死後に出家するってことだそうです。こういう死後に出家するというシステムも江戸時代以降のものだそうです。
戒名も階級化されていて、戒名を授かる時にも階級によって支払うお金は違いますが、法事でも戒名の階級によってお布施の金額が違うそうです。
戒名なんて、いらんよねえ。最近では、俗名での葬儀も増えてきているそうです。

ちなみに檀家制度というのも、江戸時代にキリスト教禁制のために「寺請制度」というものが制定されて日本に住むすべての民衆は幕府が定めた仏教宗派のいずれかに属さなければいけなくなったのが事の始まりで「寺檀制度」「宗旨人別改帳」を経て現在に至っているそうです。

葬祭にかかる費用についても祭壇に飾る花代が何十万もするのですが、普通バラ1本100円もしなく500本飾っても5万円にもならないなんて事も書かれていたりします。
葬祭業者に僧侶を頼んだりした場合でも僧侶のお布施の半分以上を中抜きされる例も少なくないそうです。葬儀には複数の僧侶が関わることが多いのですが、中心になる僧侶(導師)に、残りの僧侶(脇導師)を呼んでもらう場合も、僧侶(導師)に中抜きされるのが一般的との事です。葬祭業者に頼んだ場合、僧侶(脇導師のお布施は、葬祭業者とと僧侶(導師)に2重に中抜きされることも多いようです。

墓地については、「埋葬又は焼骨の埋葬は、墓地以外の区域に、これを行ってはならない」という法律があり、散骨や自然葬も厳密に言うと法律違反になるようですが黙認されているそうです。
墓地は、市町村などの公営、公益法人(認定が難しい)、お寺が関わる墓地の3種類が中心ですが、石材業者などが運営している墓地は、お寺の名義だけ借りて運営している場合が多いそうです。お寺から管理と運営を委託されている形をとっているそうです。墓石を販売して、墓が売れなくなった墓地は、お寺に運営の権利を渡してしまうという例も多いとの事です。お寺は土地が増えて、年間の管理料や護持会費が入ってくるのでお互いの利害関係が一致するということです。

それだけ墓石の利益が多いということなんでしょうが、墓石の原価率って150万円から200万円の墓石で問屋原価が30万円ほどだそうです。もちろん加工も必要だし、年がら年中墓石の需要があるわけではないでしょうけど。
お寺が経営する墓地では、お寺に入る墓石のマージン(お水代)は10~20%だそうです。その他に建墓手数料や別途志納金を納めてくださいと言われたりするようです。

墓地には、年間の管理料や護持会費などは別途かかります。永代使用料を支払っても年間の管理料や護持会費を払い続ける必要があります。年間の管理料や護持会費を払わなければ墓は撤去されますし永代使用料も返還されません。

筆者である僧侶は、それらの矛盾した制度を廃止したうえで、お寺の運営を続けているとのことです。読んでみる価値はあると思います。
まあお寺がたくさんあるのも金沢の要素の1つなのでお寺が無くなっていくのも寂しいものがありますが、今のままで良いって感じもしませんよねえ

郵貯の口座に利子がついていた

父親関係の書類を整理していて,郵貯の通帳のお金は全部おろしたので捨てようという話になって,念のために通帳記入をしてきました。そしたら利子が1500円ほどついていました。
さっそくキャッシュカードでおろしてきました。郵貯っておおらかで良いです(笑!)