俊の玉手箱

町会の騒動    




たった2年の町会長在任期間でしたが、いろんな事がおきました。町会長をしていたときに町会で起きた、いろんなトラブルについて紹介しています


街灯電気料金の払いすぎ返還
町会には60の街灯がありますが、街灯の電球切れの連絡に一覧表がないと不便ということで街灯MAPを製作したところ北陸電力からの毎月の請求内容と違うので、金沢市や北陸電力に調査させました。そしたら町会外の街灯の電気料を払っていたり、町会の街灯の電気料を他の町会が払っていたり、存在しない街灯の電気料を払っていたりしていた事が判明しました。存在しない街灯で電気料を払っていたのは27もあって、しかも、その街灯は普通の街灯では使っていないような高電力の街灯が多かったので、その過剰支払額は毎年の料金23万円のうち11万円というとんでもないものでした。北陸電力と相談した結果、資料が残っている13年間分合計約152万円に限り料金を返還するという返事が来ました。
立正佼成会建設計画
平成11年12月6日突然、右翼が訪ねてきて、町会内に立正佼成会の教会が建つ事を知りました。回覧板で町会内に告知したり、現在立正佼成会の教会がある地域の近辺の住宅に様子を聞いたところ、別に問題のある施設ではないと判断し、立正佼成会側と受け入れの方向で話し合いをしました。その際、町会内で太鼓の台車を収納する倉庫の設置場所で困っていると相談したところ、立正佼成会側から敷地の一部を倉庫設置用地として無償貸与していただけるという申し入れがあり教会建設時に倉庫を設置する旨の契約をしました。平成14年11月に倉庫を設置できました。
念仏宗無量寿寺建設騒動
平成12年6月23日市役所から念仏宗無量寿寺の建設計画に関する連絡があり、町会や校下で建設反対の議決がされ市長にも2度陳情に行きましたが結果的に市が建設申請の確認を出して建設されることになりました。新聞にも何度も報道されました。町内に配布した回覧が無量寿寺側に渡り、無量寿寺側の弁護士より配達証明付の郵便で警告状が届いたり、町会内の法人より無量寿寺建設に反対することに対して裁判に訴える事をほのめかされたり、右翼から無量寿寺建設について一緒に反対運動をする事を促す趣旨の電話があったり大変でした。

無量寿寺建設反対について
平成12年9月8日 町会内の住民による投票
  扱い方法 総計
無量寿寺建設反対投票 無量寿寺建設反対票として扱う 19 無量寿寺建設反対
84
町会長に委任 町会長に委任は反対票として扱うと案内書に明記しておいたので建設反対票として扱う 50
白紙委任 採決の結果の多数票に加算ということで建設反対票として扱う 15
無量寿寺建設受入投票 無量寿寺建設受入票として扱う 6 無量寿寺建設受入
8
特定名に委任 委任相手が欠席も本人の意思を尊重し建設受入票として扱う 2
その他投票 白票もしくは両方消去のため中立として扱う 6 無効その他
9
委任無効票
(本人の確認不可もしくは非町会員)
  3
平成12年9月9日までに届いた法人の意思表示 
住民の意志に任せる 16 無量寿寺建設反対として扱う 20
無量寿寺建設に反対 4
無量寿寺建設を受入 9 無量寿寺建設受入として扱う 9
棄権の返事あり 1 無  効 1
平成12年9月29日校下の町会長会議での議決
 無量寿寺建設に反対 16
 無量寿寺建設を受入 0
 意志保留 3
 欠 席 2