うさぎの主食は牧草です。牧草はどれだけ食べても太らないそうで,極端に言えば牧草さえ与えておけば大丈夫というくらいだそうです。本では,牧草は無くなっているのに気づいたら補充して,いつでも食べられるようにしておけば良いとの書かれていましたが,お店の人から,ライオンドワーフは小さいので牧草は1日1回片手で握れるくらい与えておけば良いと言われました。常時,牧草を入れておくと,人間に懐き難く抱っこさせてくれるようになりにくかったりするし,外に出したときにケージに戻りにくかったりするということでした。お腹をすかせておいて餌を与えながら遊ばせると人間に懐きやすいということでした。
我が家では,牧草は朝と夜に,合計2回,おのおの片手で握れるくらいの牧草を与えています。牧草を入れる容器として直径12cm,深さが6cmの陶器製容器を使っています。ケージに固定するタイプなどいろいろな牧草容器を使ってみましたが,これが一番良かったです。片手に握れるくらいだと牧草が容器にすれすれいっぱいになりますが,下に落ちる牧草は少なく,無駄なく食べています。1時間程度かかって食べています。
牧草には豆科のアルファルファとイネ科のチモシーがありますが,チモシーのほうが低タンパク,低カルシウムなので尿路結石・肥満対策に効果があり健康的です。アルファルファは子ウサギにしか与えません。子ウサギでも一般的にはチモシーで良いようです。チモシーにも刈り取る時期によって1番刈,2番刈,3番刈にわけられ,若いうちに刈り取られた1番刈のほうが繊維質が多くて低カルシウムで健康に良いです。
うさぎは,結構保守的な動物で,慣れないものは食べない傾向があります。同じ種類の牧草でもメーカーが変わると食べなかったりします。普段から,いろいろな種類の牧草に慣れさせておくと,いつも食べている牧草が入手できなくなった時に助かります。
違う種類の牧草を食べさせるには,一挙に牧草を変えるのではなく,最初は今まで食べていた牧草に,違う牧草を少しだけ混ぜて,少しずつ違う牧草の比率を多くしていき,最終的に違う牧草だけを与えるようにします。
最近は株式会社マルカン牧草物語(チモシー牧草 ハーブ入り 900g498円)を食べさせています。ハーブ入りは虫食い予防に効果があるということで,うさぎも好んで食べます。
牧草が残り少なくなると,袋に細かい粉のような牧草が残りますが,呼吸障害をおこす可能性があるので捨てたほうが良いです。
100円ショップでペットフード用ストッパー(袋の空き口を挟んで閉じるもの)を買ってきました。
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