俊のきまぐれ料理

料理初心者の俊がヘルシオ ホットクックを購入していろんな料理を作ってみました。

野生のフキの佃煮

河内村で太めで緑色の野生のふきを採取してきました。

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1. 塩を少しふって「板ずり(皮や筋が浮き出るまで転がす。)」します。

2. 沸騰した湯に、ふきの葉柄(茎)を入れ、透明感のある翡翠色になるまで、7~8分ほど茹でてから取り出します。

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3. 水を張ったボウルに、10分ほどさらしてさらにあくを抜きます。途中で水がぬるくなったら、水を入れ替えます。

4. ナイフで切り口の皮を少し剥き、一周ぐるりと剥いたら、まとめて全部をひっぱります。何度も筋をひかずに一度で済みます。

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5. 水にさらします。

・ふき (葉を除く)1ワ(10本/320g)
A. 酒カップ1+1/4  250cc
A. 水カップ1+1/4  250cc
B. 砂糖 20g
B. しょうゆ 40g(約大さじ2+1/4)
B. みりん 小さじ2


下処理をしたふきを鍋に入れてAを加え、落としぶたをして強火にかける。煮立ってから5分間ほど煮て汁けが半分ほどになったら、Bの砂糖を加えてなじませる。しょうゆを加え、1分間ほど煮る。

火から下ろして落としぶたを取り、完全に冷ます。

再び落としぶたをして強火にかけ、時々混ぜながら7~8分間煮る。汁けが少なくなったら落としぶたを外し、みりんを加える。

焦がさないように軽く混ぜながら、しっかりと煮詰める。火から下ろして冷ます。


今回、下処理済のフキが20gしか無かったので、レシピ通りには作れませんでしたが、なんとかそれらしく作ってみました。

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水分が少なかったので、加熱時間が短くなったせいか硬かったです。
味付けは良かったです。

参考
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/600794

植物図鑑のふきの混ぜごはん

有川浩の植物図鑑で紹介された「ふきの混ぜごはん」を作ってみました。
河内村で太めで緑色の野生のふきを採取してきました。

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植物図鑑のふきの混ぜごはん

ご飯 1杯
ふき 12g
塩 小さじ1/8
いりごま 小さじ1

1. 塩を少しふって「板ずり(皮や筋が浮き出るまで転がす。)」します。

2. 沸騰した湯に、ふきの葉柄(茎)を入れ、透明感のある翡翠色になるまで、7~8分ほど茹でてから取り出します。

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3. 水を張ったボウルに、10分ほどさらしてさらにあくを抜きます。途中で水がぬるくなったら、水を入れ替えます。

4. ナイフで切り口の皮を少し剥き、一周ぐるりと剥いたら、まとめて全部をひっぱります。何度も筋をひかずに一度で済みます。

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5. 水にさらします。

6. ふきを小口切りにします。

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7. ボウルに、刻んだふきと塩を入れてよく混ぜてふきに下味を付けます

8. 下味を付けたふき、いりごまを炊きたてのご飯と混ぜます

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とても上品で優しい味でした。

ニンニクと新玉ねぎの葉炒め

家庭菜園で玉ねぎを収穫したのですが、タマネギの葉は、見た目はネギみたいだけど、食べられないと聞いていたので、豚肉の煮込みの時に臭み取りのためくらいにしか使っていなかったのですが、ラ・ムーで葉付きの新タマネギが売られていたので、葉も食べられるのではなうじゃと思い調べてみました。

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ニンニクと新玉ねぎの葉炒め


新玉ねぎの葉 1本  130g
ニンニク 1片 3g
ごま油 小さじ1

A 醤油 小さじ1強
A 味の素 少々
A 唐辛子(輪切り) 1cm
白ごま 小さじ1/3

1. 葉を5mm程度の細切りにします

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2. ニンニクはスライス

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3. ごま油とニンニクを炒め、香りがでたら葉を入れます 強火

4. 軽くしんなりしたら調味料Aを入れる  少し固め位が目安

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5. 最後に白ごまを振る

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ちょっと味付けに物足りなさを感じました。
塩を少し加えて、醤油も追加したら食べやすくなりました。

ただ、美味しいとまではいきません。
どうしてかなあと思ったのですが、元々ネギも好きでは無いので美味しく感じるはずないよね(苦笑)。

ヤブガラシの和え物

家庭菜園の畑にヤブガラシが生えてきたので、先端の20cmくらいを採取しました。
ヤブガラシはシュウ酸を含むので多食は注意です

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ヤブガラシの和え物

つるの先端の芽の部分20cmくらいと葉を採取

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1~2分、さっと茹でところで、水に4時間浸す

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めんつゆや、マヨネーズ、柚子味噌などで食べてみました。

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ぬるっとした食感で想像以上に美味しかったです。
雑草の中ではイタドリと並んでトップクラスの美味しさです。
20cm付近の茎は硬くて、いつまでも口に残って不愉快でした。
先端から15cm程度までを採取した方が良さそうです。
葉は戦端から遠くても大丈夫そうです。

めんつゆとワサビで食べる
一番美味しかったです。お薦めです。

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マヨネーズで食べる
美味しかったです。

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マヨネーズにめんつゆを加えて食べる。
マヨネーズだけより美味しくなりました。

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ゆず味噌で食べる
ゆず味噌の味が強くてヤブガラシの風味が損なわれました。

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クズの芽の茹で漬け

去年、海岸で葛の花が咲いているのを覚えていて、若芽を採取しに行きましたが、随分成長してしまってました。
仕方なく、ツルの先の芽をポキッと手で折れる部分だけ採取してきました。
切ったところから白い液が出てきました。
なんか毛が生えていて、不気味な感じです。

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葛の芽 30g

葛の芽はを沸騰した湯500ccに塩を小さじ1/2入れ、1分茹でます。

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だしつゆ(濃縮)に漬け込む。

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そのまま食べてみましたが、毛が付いた皮が口に残ります。
違和感ありありです。

食べるときに皮を剥いて食べました。

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美味しかったけど面倒なわりに食べる部分が少なすぎです。

夏から秋の茎が太くなってからが良いようです

レモンバームの天ぷら

レモンバームを収穫しました。

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レモンバームティーも美味しいけど、それだけでは物足りないので、天ぷらにして食べました。

A 天ぷら粉  大さじ2
A 水  30cc
A だしの素  少々

1. 流水で洗い、しばらく水に浸けておく

2. キッチンペーパーで水を切る。

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3. Aを混ぜておきます。

4. 揚げる直前に小麦粉をふって、Aを片面だけからめます。

5. サラダ油 深さ3cm程度で180度で1分程度揚げる

6. キッチンペーパーに乗せて油抜きする。

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サクサクして予想外に最高に美味しかったです。

レモンバームの天ぷらはお薦めです。

鬼日陰ワラビのお浸し

2025年4月16日

お墓の花の片づけのついでに、野田山を散策したら、スイバとゼンマイと鬼日陰ワラビが見つかったので採取してきました。

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なんか毛がいっぱい生えていて不気味だったのですが、ネットで調べたら、普通のワラビよりアクが少なく美味しいという事なので食べてみました。
鬼日陰ワラビを155g採取してきましたが、下処理を済ませて、半分の75gだけ、マヨネーズと七味をかけて食べました。

鬼日陰ワラビ 75g
マヨネーズ
七味

基本的にはあく抜きしなくても食べられるとの事ですが、通常のあく抜きをしました。

1. 下処理は、塩と重曹をひとつまみしたお湯(お湯1リットルに塩小さじ1/2、重曹小さじ1/2)で2分茹でた後10分水に晒します。
  ゼンマイと鬼日陰ワラビとスイバを順々に下処理しました。
  下処理しても硬い部分は除去しました。

2. 毛を除去します。

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3. 半分をマヨネーズと七味をかけて食べます。

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ちょっと苦みが残っていましたが、山菜っぽくて楽しめました。
残りの鬼日陰ワラビは水に浸けておきました。

2025年4月17日

鬼日陰ワラビにおろしショウガをのせて、酢醤油をかけて食べました。
普通のワラビと同じで美味しかったです。

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マヨネーズと醤油をかけて食べてみました。
これまでで一番美味しかったです。

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2025年5月16日

今回は、普通のわらびと同様な下処理をしました。

鬼日陰ワラビ 155g
醤油 大さじ1弱
マヨネーズ 大さじ1
鰹節 3g



1. 鬼日陰ワラビはよく水洗いして、1晩水に浸けておく。
  可能なだけ毛を除去する。

2. 水を沸騰させ火を止め、塩と重曹(水1リットル、重曹小さじ1/2、塩小さじ1/2)を加えて混ぜて、
  鬼日陰わらびを加えて2分加熱した後、そのまま1晩おいておく。

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  水で洗って水気を切り、食べやすい大きさに切る。
  硬そうな部分は除去する。

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3. 盛り付けてから、醤油をたっぷりかけて混ぜて、マヨネーズをかけて、最後にかつお節をかける。

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とても美味しくできました。一般的なワラビより美味しいくらいです。

クズの芽の天ぷら

去年、海岸で葛の花が咲いているのを覚えていて、若芽を採取しに行きましたが、随分成長してしまってました。
仕方なく、ツルの先の芽をポキッと手で折れる部分だけ採取してきました。
切ったところから白い液が出てきました。
なんか毛が生えていて、不気味な感じです。

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衣の材料
天ぷら粉  大さじ2
水  30cc
だしの素  少々

1. 綺麗に洗って、しばらく水に浸けておきました。

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2. 水をペーパータオルで切って、直前に小麦粉をふって、衣をつける。

3. 油は3cm程度で、180度で1分程度、茎ごと揚げる

4. キッチンペーパーに乗せて油抜き

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サクサク感はそれほど感じなかったけど、ほのかに独特な香ばしい味がありました。美味しいです。

コゴミの胡麻和え

河内村の山でコゴミを採取してきました。
3週間前に行った時には残雪で奥まで行けなかったのですが、雪はほとんど消えていました。

コゴミの群生がありましたが、成長しすぎて蓬けている状態です。
積雪で立ち入れない状態でも、確実にコゴミは生えていたようです。惜しいです。
いろいろ散策して、若いコゴミも少し見つかったので採取してきました。

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こごみ   55g 
A. しょうゆ 大さじ1/2
A. 白すりごま 大さじ1/2
A. 砂糖 小さじ3/4

1. 水でよく洗い、水につけておく

2. 水1.5Lに塩小さじ1/2と重曹小さじ1/2で2分ほどゆでる。

3. 3cm幅に切ります。

4. Aを混ぜ合わせ、砂糖が溶けたらコゴミを入れてよく絡めます。

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ちょっと味が物足りなかったのでダシの素を少し加えました。
それでも、いつも家で食べるコゴミの胡麻和えと比べると美味しくなかったです。

コゴミが痩せていたのもあるのだと思いますが、根本的に味付けの問題だと感じました。
家族に聞くと練りごまを入れているとの事でした。
その差が出たのかもしれません。

ハマボウフウの天ぷら

海岸でハマボウフウを見つけてあったのですが茎がそれなりに伸びてきたので採取しました。

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衣の材料
天ぷら粉  大さじ2
水  30cc
だしの素  少々

1. ハマボウフウを1リットルの水に塩を小さじ1を入れたお湯で1分程度茹でる

2. 水をペーパータオルで切って、直前に小麦粉をふって、衣をつける。

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3. 油は3cm程度で、180度で1分程度揚げる

4. キッチンペーパーに乗せて油抜き

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茎はコリコリとした食感でした。
葉も歯ごたえがありました。
ほんのり苦みがあり独特な味がしました。