俊のきまぐれ料理

料理初心者の俊がヘルシオ ホットクックを購入していろんな料理を作ってみました。

肉を柔らかく調理する温度

最近、低温調理を試していますが、思うように肉を柔らかく煮込めません。

持っている調理器具について、

ホットクック KN-HT99Aでは低温調理が35℃から65℃までしか使えません

クッキングプロV2だと低温調理が幅広い温度の設定ができます。
スロー調理で設定温度55℃~75℃(5℃単位)設定時間30分~12時間(10分単位)に設定できる。
自動メニューのスロー調理では72℃で調理できる。
発酵調理は40℃~55℃ 設定時間は30分から5分単位です。

ホットクック KN-HW10Eでは、低温調理で温度が35~65度までは1度刻み、65~90度までは5度刻み、加熱時間は16時間(1時間まで1分単位、以降1時間単位)まで設定可能です。

ホットクックKN-HW24Fでは、低温調理で温度が35~65度までは1度刻み、65~90度までは5度刻み、加熱時間は16時間(1時間まで1分単位、以降1時間単位)まで設定可能です。

ホットデリJJT-R10Aは40度から100度まで1度刻みで設定できます。
低温調理は10時間まで設定可能です。

スロークッカーPSC-20K-Wだと遠赤外線で98度以下の一定温度で長時間調理できます。
タイマーは無く、保温・弱・強の3つのモードがあります。保温モードは80度です。

低温調理をする場合は、食中毒の心配があるので、低温であれば良いという事では無いです。
食肉による食中毒防止のための加熱条件として、中心部を 75℃で 1 分間加熱することが必要とされています。
これと同等の加熱の条件は
「70℃、3 分」、「69℃、4 分」、「68℃、5 分」、「67℃、8 分」、「66℃、11 分」、「65℃、15 分」だそうです。
牛肉の場合は、食中毒のリスクは多少低いようです。

温度・時間以外で柔らかく煮込む方法としては、肉を軽くたたいて、フォークなどでぷすぷすと穴を開けて、脂身との間は切り目を入れておくのが良いようです。
煮込む前に煮汁と一緒に漬け込んでおくと良いようです。
煮込む前に軽く焼き目をつけておくと、肉の崩れを防げます。

豚肉のコラーゲン(脂身のたんぱく質)は約45℃で収縮を始めかたくなりますが、75~85℃で軟化し始めます。
ただ、豚肉の赤身(たんぱく質がほとんど)は65℃以上で過熱すると一気に収縮するそうです。
45~75℃で長時間煮込むと、たんぱく質が固まって硬いお肉になってしまうそうです。
煮込みに低温調理は向かないようです。
豚肉は80℃以上で煮込むのが良いけど、時間が長すぎると赤身が固くなり良くないようです。
80℃~90℃で2時間程度が目安のようです。

いろいろ試した結果

豚肉は低温調理80℃2時間加熱して使うと、ステーキやトンカツも柔らかく調理できます。
低温調理はホットクックKN-HW10Eを使いました。
ポークステーキの場合はノンフライヤー180℃4分余熱後1.5分ずつ両面で3分焼くと良いです。

豚肉の煮込みは、豚肉全体を軽く焼き色をつけてから、クッキングプロの低圧加圧15分で下処理をしてアクや過度の脂を取り除いて、調味料を加えて高圧加圧15分が柔らかく調理できます。
温めて食べる場合は、低温調理80℃1分で良いです。
とろとろチャーシューも同様です。

牛すじ煮込みはクッキングプロの高圧加圧調理25分が最適でした。
赤身の多い牛すじの煮込みは、低温調理85℃8時間が良いようです。

牛肉の煮込みは牛肉全体を軽く焼き色をつけてから、低温調理85℃8時間が最適です。
時間が無い場合はクッキングプロ高圧加圧調理15分でも柔らかくなります。

牛肉は低温調理で63℃24時間で調理すると、ステーキも柔らかく出来ます。
低温調理はホットクックKN-HW10Eを使いました。
その後ノンフライヤー180℃4分余熱後1.5分ずつ両面で3分焼くと良いです。

鶏肉の煮込みは、鶏肉全体を軽く焼き色をつけてから、クッキングプロの高圧加圧調理で10分調理が良いです。

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